何故、株式は右肩上がりに成長するのか?

こんにちは、松尾です。

私には8歳と6歳の息子がいるのですが、入浴中に突然質問されました。

「お父さん、どうして温かいお湯は上に、冷たい水は下に沈むの?」

「………」

あまりに当たり前の事で、上手く答えることが出来ませんでした(;^ω^)

「多分…体積…かな…」 

そんなやり取りでふと、お客さまから頂いた質問を思い出しました。

「資料を見れば、実際にわかる事なんだけど、どうして世界の株式が、上がったり下がったりしながら、右肩上がりなのかわからない」

MSCIコクサイインデックスチャート モーニングスターより引用

上のチャートは先進国の株式の過去15年間の値動きです。

簡単に言うと、先進国の株式会社全部をまるごと買ったら、3.12倍になったということです。

1000万円が15年間で、3121万になってます。スゴイですね。

実は、過去50年さかのぼっても基本的に、ほぼ同じような結果になります。

私たちファイナンシャルプランナーは「温かいお湯が上で冷たい水が下」と同じくらい当たり前、と思ってしまっています。

なぜ、株式が成長し続けるか。

私たちや世界の多くの国(主に先進国)は、資本主義経済という仕組みで成り立っています。

15年前を思い出してみましょう。

今は当たり前のスマホはなく、みんなガラケーといわれる携帯電話を持っていました。

さらにさかのぼると、携帯電話を持っているのは珍しく、家にしか電話はありませんでした。

人々が、もっと暮らしを良くしたいという気持ちを持ち続ける限り、企業(株式会社など)は更によいモノや、サービスを生み出します。

そして企業自身も成長します。

その結果、株式市場や経済が発展するのです。

ですから、多少の変動はあるものの、右肩上がりで成長してきましたし、これからも成長していくでしょう。

その成長に私たちの資金を置いておくだけで、お金が働いてくれます。これが株式投資です。

「でも、難しくてわからない」と言う方はこちらをご覧ください。