こんにちは。松尾です。
楽天証券で、つみたてNISAをする場合、多くの方は楽天カードで、積立を
されていると思います。
これまでは、楽天カード決済で積立額の１％が、楽天ポイントとして
還元されていたからです。
最近、改正があり、
楽天カード→楽天キャッシュ→積立投資
となりました。しかし、出どころが楽天カードなのは、同じです。
もし、利用していない人がいたら、特別な事情がない限り、必ずやっておきたい
設定ですね。
楽天カードの引き落としを２つに分けたい場合、2枚目のカードを作る
という方法があります。
先日、個別コンサルティング（３ヶ月コース）を申し込んで頂いた、４２歳の
会社経営者の方がいらっしゃいます。
これから楽天証券で、つみたてNISAでの積立投資を５万円、イデコで積立投資を
２万３千円、始められました。
目標は、６０歳までに老後資金３０００万円です。
日頃の支払いで楽天カードを使っていらっしゃるので、積立投資でポイントが
貯まる、楽天証券を選ばれました。
しかし、その時、１つ問題がありました。
日頃の生活費などの口座と、貯蓄用口座を２つに分けて管理されているので、
生活費の口座から積立投資の資金が差し引かれると、都合が悪いのです。
日頃の支払いは、生活費口座から、積立投資は貯蓄用口座から支払いたい、
と考えられたのですね。
楽天カードで投資をするためには、地方銀行の貯蓄用口座からお金を移す必要が
あります。
この場合、送金すれば手数料が掛かります。毎回、お金を下ろして手作業で
入金するか、１年に１度、まとめて入金する、面倒な作業が必要なのです。
そこで、行った解決策が、楽天カードをもう１枚作るという方法です。
今、使っているカードはそのままに、投信積立専用にもう１つ楽天カードを
申し込むのです。
２枚のカードは引き落とし口座を、それぞれ別の口座に設定する事ができます。
例えば、１枚目はA銀行、２枚目はB銀行のような方法です。その場合でも、
楽天ポイントはこれまでと同じアカウントに合算されて貯まります。
楽天カードのサイトで手続きをすると、カンタンに申し込めます。
１枚目のカードをすでに持っているので、本人確認書類も画像などは必要なく、
運転免許証の番号を入力するだけで作成できます。
実は、楽天カードが２枚発行出来るようになった時、私にはメリットが理解
出来ませんでした。なぜなら、私はクレジットカードは少なくシンプルに
管理したい派だからです。
しかし、今回のように２枚のカードを作る事で問題が解決する場合もあります。
楽天カードを利用していて、
・投信積立と支払いを合算させたくない
・別の口座から引き落としたい
そんな場合は楽天カードをもう1枚作ると良いです。
お金の管理がしやすくなって、とても便利です。
このように、資産運用や投資をする際には、初めに仕組みを作ることが重要です。
目的を決め、「いつまでに、いくら」をはっきりさせます。
それから極力、面倒なことは減らします。
小さなこだわりのために、継続できなかったら勿体無いからです。
あなたも、しっかりと仕組みを作ってしまえば、上手に投資を始めることが
出来ますよ。